TOEIC485点から830点までの道のり―Part5・・・700点台での飛躍

 さて、前回は英文解釈力とリスニング対策のための勉強法を綴りました。2019年の7月から11月のTOEICは、やはり730点前後をうろついていました。
 「う~ん、何が悪いんだろう?」と思い悩みました。何かしら勉強の方法が間違っているに違いないのです。そこで、少し前に購入しておいた『TOEICテスト新形式精選模試リーディング』(the japan times出版)を手に取りました。その中で、「リーディングセクションのパート別攻略法」の解説文に目を通したところ、驚いたことが書いてありました。
 それはパート別の問題構成と時間配分を例示し、具体的な攻略法が解説されていました。特に目を引いたのが、パート別にかける時間配分の目安。
 Readingの制限時間は75分です。「時間内にすべてを解き終えるためには、Part5を10分(1問20秒)、Part6を8分(1文書2分)、Part7を57分(1問1分強)で解く必要があ」る、と書かれていました。
 しかし、これは満点の990点を取るための時間配分です。今の自分の実力から考えたら、到底無理なことは理解できました。とはいえ、それまでは、TOEICの試験日一週間前にただ漫然と120分かけて公式問題集を解くだけの勉強しかしていなかった私に大きなヒントを与えてくれたのでした。
 それは、990点を狙う人には990点向けの時間配分があるように、800点を狙う人には800点を狙うための時間配分があるはずだということに気づいたのです。
 そこで、まずPart5の短文穴埋め問題(文法・語法問題)の30問を15分で解く。Part6の長文穴埋め問題を16分で解く。そして最後のPart7の読解問題については、ダブルパッセージ(2つの文書を読んで設問を解く問題)までを44分で解くことを目標にしたのです。もしここまで全問正解できたら、85の設問に正解することになり、430点を得点することになる。残りの15設問分かつ65点換算の部分であるトリプルパッセージ(3つの文書を読み設問を解く問題)は初めから捨てて置き、解答欄のA、B、C、Dのどれか1つ、例えば私の場合、Bを全部塗りつぶすようにするわけです。
 この時間配分を頭に入れ、『TOEICテスト新形式精選模試リーディング』に収められた5回分のテストをパートごとに集中してやってみました。具体的には、Part5だけを1日1回分時間を計って解く。そして解答・解説文をしっかり納得できるまで読む。次の日も別のテストのPart5だけを時間を15分と限って解く。すると、5日目には5つ目のテストのPart5が15分以内で解けるようになったのです。
 同じように、Part6も1日に1回分を16分と限って解き、すぐに解答・解説文を読む。それを5日かけて5回分やる。
 ここで注意していただきたいのは、Part5とPart6を一緒に続けてやろうと欲張らないことです。両者の理想解答時間は15+16=31分です。短時間だから、いっぺんにやっちゃえと思いたいところですが、これがなかなかどうして時間が長いとついついPart5に時間をかけすぎて、Part6が最後まで解けないという事態に陥ります。
 なので、パートごとに時間を計って問題を解く練習をする方が私には効果がありました。ただ、Part7の大量の読解問題対策については、さらに工夫を凝らしたのですが、それはまた別の機会に記します。
 listeningについては、『TOEICテスト新形式精選模試リスニング』(the japan times出版)のテストを1回分解き、解答・解説文をしっかり読み、ネイティブによって話されている英語を本文を見ながら、かぶせるように同時に発音練習するオーバーラッピングに努めました。これを1日2時間ほどかけて1週間ほどで1回分のlisteningテストを全文音読することで、listeningテストの傾向というのでしょうか、「癖」のようなものをつかむことが、わずかではありますができたような気がしました。
 そして迎えた2019年最後の12月のTOEICの点数は795点と一気に60点ほど伸びました。「あと一歩で800点だ!よーし、燃えてきたぞ!」と、800点まであと5点、設問数で1問正解すれば到達できると考えたら、がぜんやる気が出てきました。
 さて、今回は700点台で足踏みした2019年を振り返りましたが、果たして2020年には800点を突破できたのか、そのことを綴りたいと思います。
 To be continued.