スタディサプリ体験レポート①ーPart1対策を受講してみた!「TOEIC©︎ L&R TEST対策コース」

 さて、前回のブログでリクルート社のスタディサプリ「TOEIC©︎ L&R TEST対策コース」を自腹を切って受講すると表明しました。その上で、3ヶ月以内にTOEICの900点を突破して見せるとも宣言いたしました。
 早速、受講を始めました。まずはTOEICのPart1(リスニング)で出題される写真を見て質問に答える問題の対策編。
 結論から申し上げると、「とても面白い」です。ゲーム感覚で勉強していけます。まず初めに、講師の関正生(せきまさお)先生による、TOEICという「テストの概要と学習法」を動画で受講します。時間にして一つの講義動画は5分程度で終わります。
 それから早速、「実践問題集」に入ります。まず、レッスン1としてPart1に出てくる6つの問題のうち、3問の問題演習を解きます。

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 本番のTOEICの試験通り、米・英・加・豪の4カ国のネイティブによる写真の描写説明文が読まれます。私には比較的容易に聞き取れたので3問とも正解でした。
 しかし、次のディクテーションが難しかったです。というのも、正解となる写真の説明文はおろか、その他3つの選択肢の文章さえも聞いた上で書き取る作業は、普段、聞き取った英語を文字にする作業をしたことがない人には至難の業だと思われるからです。私は、一問だけ間違えてしまったので、スクリーンショットでご覧になれるように、”銀メダル”をいただくことになりました(全問正解だと金メダル)。
 ただ、何回も聞き直すことができる点と、スピードを三段階(遅い・標準・速い)に調整できるので、初級者の方々などトーイック600点以下の方々は、最初はやり方に慣れるまで「遅い」速度で試された方がいいかもしれません。いきなり、「標準」速度に挑戦しても、「何いっているか、さっぱりわからない!」とショックを受け、早々と挫折しかねないからです。
 このスタディサプリ「TOEIC©︎ L&R TEST対策コース」は、実践問題集がTOEICスト20回分用意されているので、「最初からいい成績を取る必要はない!」と自分に言い聞かせて、腰を据えて取り組んでいこうと考えました。
 レッスンの最後はシャドーイングです。スクリーンショットをご覧ください。

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 シャドーイングとは、ネイティヴが発音した文章をシャドー、つまり「影」のように追いかけて真似る練習です。ここでは、ディクテーションで練習した英文が発音されるので、ある程度その英文が頭に残っていて、私にはそんなに難しくはありませんでした。
 まずはスクリーンショットの中央部に小さな文字で「お手本音声を聞く」とある通り、その部分をクリックすると、英文が流れます。それをただ後について真似するだけでいいのです。どうしても何て発音されているか聞き取れない場合は、スクリーンショット下部右側にある「字幕」をオンに設定して英文を見ながら発音することができます。最初はこれでいいと思います。
 英文を真似できるようになったら、下部中央にある紫色のボタン(マイクのアイコンがある箇所)をクリックして、流れる英文とともに発声し、録音するわけです。
 その際、スクリーンショット右上部にあるモスグリーンの棒線がシューっと消えていって、このショットだと「05:00」と表示されている通り、5秒以内で発音しなければなりません。この制限時間を目標に発音してみるのですが、なかなかもって難しい。
 そして、録音された自分の英語とネイティブの英語を聴き比べる練習をするわけです。すると、自分では練習段階でネイティブの発音する通り発音していたつもりでも、実際の自分の声を聞いてみると、とんでもなく日本語訛(なま)りの英語になっていたりする。そもそも自分の声を聞く機会さえ普段はないので、なんとなく気恥ずかしく感じられました。
 しかし、私はこう考えました。この気恥ずかしさこそが大切ではないかと。つまり、この気恥ずかしさを逆にバネにする。仮にネイティヴと会話をする機会が訪れた時、自分の喋る英語がちゃんと「正しい英語のアクセントとイントネーションを備えた音として」伝わるかどうかを、予めこのレッスンを通じて自分でチェックできるわけです。
 「あ〜何て下手な発音だろう。」最初は誰もがそう思ってショックを受けることになるでしょう。私も、自分の発音がひどかったので大いにうろたえました。それでも、この練習を進めていけば、実際に、ネイティヴと会話する機会がきた時、こちらの英語の発音とイントネーションのまずさゆえに相手に英語が通じないという最悪のケースは避けられるのではないでしょうか。
 この講座のアプリを使って何度も何度もシャドーングをして録音した自分の発音を聞いて修正していけば
、必ず英語力は伸びるし、TOEICのスコアもアップするのではないか。そう結論づけしました。
 ちなみに、このシャードウイングの練習は、公共の場で声を発することができないような場合でもできるよう、設定ができます。その際、自分の声は録音できませんが、音声を何回も聞いて、頭の中で再現する練習をすることになります。これはこれで役に立つと思います。実際のTOEICの試験会場でもリスニング試験を受験中にはシャドーイングはできません。頭の中で英文を再現する練習をしていれば、本試験で役に立つことは間違いないと思われます。
 まだまだ、レッスン2までしか消化できていませんが、これからPart2、Part3、Part4と続いていきます。それぞれについて、このスタディサプリ「TOEIC©︎ L&R TEST対策コース」の特徴、さらに良い点とイマイチな点(改善すべき点)をレポートしていきたいと思います。
 最後に、参考として、私の場合は1レッスン25分ぐらいで終わりました。通勤通学のスキマ時間にやるにはちょうどいい分量だと感じました。さらに、月額3,278円の受講料(税込)は、一日当たり100円余りでリーズナブルに感じられました。今回は、某テレビ番組で元野球選手の張本勲氏が口にする通り、スタディサプリ「TOEIC©︎ L&R TEST対策コース」「あっぱれ!」をあげたいと思います。

〜本日の元気の出る英語〜
 The harder you fall, the higher you bounce.
ーー激しく落ちるほど、高く跳ね返る。
        Anonymous
                                  作者不詳

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