TOEIC試験当日の私なりの工夫

 さて、前回は「50歳からの英単語の覚え方」をテーマに私なりの方法を記しました。今回は、今週末(24日)に開催されるTOEICを念頭に、私が毎回やっている試験当日の工夫を綴らせていただきます。
 TOEICを受験されている方はご存知だと思いますが、昨年10月から試験はコロナ対策を考慮して「三密」を避けるべく、午前・午後の2部制となりました。どちらかの試験を希望して応募し、抽選に当たった人のみ受験できる形式が取られるようになりました。
 私はいつも午前の部に応募して受験しています。今年に入ってからは3月以降全て当選して受験できるようになりました。
 午前の部を受験される方が一番頭を悩ますのは、もちろん、試験の中身であることは間違いありません。しかしながら、それと同様に悩むことがreading問題の時間配分ではないでしょうか?
 といいますのも、午前の部は10:20にスタートします。試験形式の説明が音声にて約1分あるので、正確には10:21に始まります。多くの方々が、とても中途半端な時間設定だと感じていらっしゃることでしょう。最初の45分はlistening問題。これは一方的に音声が流れてくるだけなので、時間配分を考える余地はありません。
 問題は、11:06から12:21まで行われるreadingです。75分間をかけて100個の設問に取り組みます。ここで皆さんはどのように時間配分されていますか?
 私は、Part5の30問を12分で(11:06-11:18)、Part6の4文書
を1文書あたり3分で12分(11:18-11:30)、Part7のシングルパッセージ10文書、計29設問を1設問当たり1分で計29分ー例えば、設問が2つある文書の場合2分、3つの場合は3分とするー(11:30-11:59)、ダブルパッセージ大問2つを1問あたり5分計10分(11:59-12:09)、トリプルパッセージ大問3つのうち1つを残り12分で解く(12:09-12:21)ように時間配分しています。
 この時間配分のメモを受験票に鉛筆でメモして時間配分の手助けとしています(写真)。

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 一応、このメモは受験票に自分の署名と写真を貼った側を試験官の方に手渡した後に、急いで走り書きします。カンニングと思われないように、受験票の上に時計を置いています。
 readingは、受験生の皆さんそれぞれ自分の目標点数に応じた時間配分を考えて解くことをお勧めします。私は、トリプルパッセージの大問3つのうち、最初の1つまでを解き切る時間配分を取っています。設問数として90問を解答するわけで、もし全問正解ならば465点となります。
 先月9月の試験は実際には、Part5とPart6がそれぞれ10分で解くことできたので、予定より4分、時間を稼ぐことができ、トリプルパッセージの大問2つ目の全文書を読んで、設問3つ目まで解答することができました。我ながらよく読めたと思ったのですが、成績は420点。仮に全問正解だったら、480点です。ということは60点、設問数にして12問も取りこぼしがあったわけです。なので、いくら早く読んで数多くの文書と設問を解いても、正解しなければ意味がないということです。
 でも、これがなかなか難しい。おそらく私は、基本的な文法や語法を問うPart5、6で取りこぼしが多いのではないかと思いました。そこで改めて、この1ヶ月は前々回の投稿(9月28日)でも紹介した問題集『即戦ゼミ3 大学入試 英語頻出問題総演習-最新六訂版-』(上垣暁雄編著・桐原書店)の残り4分の1を全て消化して、文法・語法対策を取りました。

 

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 あと、試験当日は、受付を済ませたら私はすぐにカフェインドリンクを飲むことにしています。「ハイエナル”88”内服液」。たった30mlしかないのですが、試験中に目がギンギンになって集中できます。会場ではコーヒーを飲んでいる人をよく見かけますが、缶コーヒーは350mlから500mlもあり、2時間の試験中にトイレに行きたくなって大変危険だと経験上いえます。

 

 今回は当日における時間配分の私なりの工夫を綴りました。さて、今週末のTOEICではさらに点数を積み上げることができるのでしょうか。今週はTOEICの問題集に取り組む毎日となりそうです。

 

〜今日の元気が出る英語〜
I like living. I have sometimes been wildly, despairingly, acutely miserable, racked with sorrow, but through it all I still know that just to be alive is a grand thing.
「私は生きていることが好きだ。時々、悲しみに苛(さいな)まれ、とても絶望的な気持ちになるが、その中でも生きることは素晴らしいと知っている。」
-Agatha Christie
アガサ・クリスティ(推理作家)

To be continued.

 


 

 

 

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50歳からの英単語の覚え方

 さて、今回は皆さんもご興味がおありだと思う「英単語の覚え方」について綴りたいと思います。
 私は実は今年に入るまで英単語帳というものを買って英単語をシコシコ覚える作業をほとんどしてきませんでした。大学受験の際も、学校の教科書、参考書、または予備校の英文読解用テキストに出てきた単語を、文章ごと丸々暗記していたので、単語帳をやる暇がなかったことが一つの理由です。また、構文力と英文解釈力の強化に力を入れてきたおかげもあって、前後関係で単語の意味が推測できるようになっていたことも挙げられます。それでも、予備校の模試では偏差値79を弾き出せていたので、特にやる必要もなかったのかも知れません。
 ただ唯一、シコシコと勉強したのは英熟語です。英熟語は、例えば、「make the most of〜」の場合、4つの単語はそれぞれ知っているけれど、「〜をthe mostに作る?」と、ピンと来ない訳文を思い描きがちです。これは4つの単語で「〜を最大限に活かす(利用する)」という意味になるということを知っていなければ、どんなに読解力があっても、訳出できません。なので、1970年代後半からベストセラーとなっていた故長崎玄弥先生の『奇跡の英熟語』(祥伝社・現在は絶版)をまるで舐めるかのように何度も何度も書いては忘れ、忘れては覚え、声に出して覚えたものです。
 では、現在はどうしているか?私はTOEICで730点(2019年3月)
を取ったときに、アルクの『キクタン』シリーズの『TOEIC TEST SCORE 990』と『英検1級』の2冊を書いました。とはいうものの、買っただけで勉強したつもりの「ツン読」になっていました。
 ところが今年の4月のTOEICで2度目の830点を取ってからというものの、900点を目指すにはそれなりの英単熟語を意識的に覚えていないと難しいと思い至るようになりました。そこで、普通ならTOEICを毎月受験しているのであれば、『TOEIC TEST SCORE 990』を覚えるはずだと思われますが、たまたま書店で立ち読みした英検1級の試験問題を見たら、単語の知識を問う設問が独立して設けてある。それもかなり難しい。
 英検1級について申し上げますと、大学生の時に2回ほど受験して2回とも見事に落ちてからというものの、受けていませんでした。その当時から語彙(ごい)問題が独立した設問として存在しており、全く歯が立たなかったことを覚えています。
 私は、約30数年ぶりに見た英検1級の問題を見て、俄然、英検1級対策として英単熟語を勉強してやろう、という闘志が湧いてきました。そこで購入しておいたアルクの『キクタン』シリーズの『英検1級』を覚え始めました。

 

 この『キクタン』シリーズに挑戦された方々は少なくないと思われます。1日当たり16語を70日間かけて合計1120語の英単熟語を覚えていくという体裁を取っています。Check1に見出し語と訳語が、Check2に見出し語を使ったフレーズが、Check3に見出し語を含む例文が用意されています。付属のCDには音声データとして、見出し語と訳語、それに続いてネイティブによってCheck3の例文が読まれます。
 覚え方としては、私はせっかちな性格をしているので、70日間で完成させるという悠長なことはせず、半分の35日間で仕上げようと、1日あたり2日分、計32語を時間にして60分から90分かけてCheck3の英文だけをとにかく何度も音読することに努めました。といいますのも、単語帳を覚えようという熱意が強い時期というのは、そう長く続かないと判断したからでもあります。そしてCheck3の英文だけに絞ったのは、見出し語だけ覚えても、すぐに忘れるからであって、生きた英語として使うためには英文を丸々覚えた方が早いからです。
 私は、音声データをiPhoneにPC経由で取り込み(アルクが提供する無料アプリを使えば、音声のダウンロードもできます)、とにかく外出移動中の時や料理をしている時、お風呂に入っている時(ジップロックに入れて濡れないようにして)など、机に向かっていない時には必ず片耳にイヤホンを付けて聞くようにしています。このスキマ時間の活用は馬鹿にできなくて、1日外出している時など、何度も同じ英文を聞くことがよくあります。データは
単語編と英熟語編とに分かれているので、単語の勉強をしている時は単語編のデータをとにかく聞く。そしてネイティブに合わせて例文を声に出す。ただそれだけです。ここで注意したいのが、聞き流すだけに終わらないことです。
 5月の連休明けから取り組んで、すでに通しで3回勉強しました。最初の1回目は確かになかなか頭に入りませんでしたが、2回目、3回目と回数を重ねるごとに、頭に蓄積されていくのが実感できました。例文もほとんど口ずさめます。
 次は、これまた買っておいた『キクタン』シリーズの『TOEIC TEST SCORE 990』に取り組もうと思います。
 最後に、この『キクタン』シリーズの取扱い方に関しては、私は1日2日分、32語を覚えていきましたが、人によっては1日分しか時間が取れないこともあるでしょう。あるいは3日分を消化できる猛者(もさ)もいらっしゃることでしょう。英単語を覚える上で一番大切なことは、やっぱり「コツコツと」覚えていくしかないので、ご自身のペースを優先することが成功の早道だと私は信じています。
 
 
〜本日の元気の出る英語〜 
Although the world is full of suffering,
it is also full of the overcoming of it.
「世の中は苦しみで満ちています。でも、世の中はまた、その苦しみを克服する機会で満ち溢れているのです」
ーHelen Keller
    ヘレン・ケラー(教育家・社会福祉事業家)

To be continued.

 

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TOEIC850へ!記録更新に私が行ったこと

 さて、前回は「アメリカの新聞を読む上で気をつけたいこと」と題し、アメリカの新聞の特徴と読む上で心がけるべき点を綴りました。

 

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 なぜアメリカの新聞、とりわけ私はThe New York Timesを読むかについては、リスニングの教材として視聴している「PBS News Hour」のニュースを聞き取るための予習のためだとも過去に記してきました。
 今回は、久しぶりにTOEICとの格闘ぶりをここ半年を振り返って綴らせていただきます。
 今年の受験結果は、3月(795点)、4月(830点)、5月(815点)、6月(770点)、7月(780点)、8月(775点)という形で800点を割り込むことが多い”スランプ”に陥っていました。
 ところが、本日ネット上で発表された9月12日(日)開催の試験結果では850点という新記録を達成しました。リスニング430、リーディング420、計850点。
 ようやく830点以上取れてホッとしました。20点しか伸びていませんが、直近8月の775点より75点も上がったわけですから、正直とても嬉しいです。
 そこで、私はなぜ700点台後半から850点まで伸びたかを自己分析いたしました。それは、文法のおさらいと速読、音読が効いたのではないのかと思い至ったのです。
 まずは文法ですが、TOEICではリーディングのPart5で文法・語法問題が出題されます。これを取りこぼしなく全問正解、それも短時間で解けるようになろうと考えました。
 そこで文法・語法問題を扱った問題集、『即戦ゼミ3 大学入試 英語頻出問題総演習-最新六訂版-』(上垣暁雄編著・桐原書店)を6月のTOEICを受験した帰りに書店で購入し、翌日から1時間ないし2時間かけて解いていきました。
 この問題集は、以前、同じ著者で同じ出版社から出されている『即戦ゼミ8 大学入試 基礎英語頻出問題総演習-最新四訂版』(上垣暁雄著)を文法の基礎固めに使用した経緯もあり、かつ1985年の初版以来、いまだに大学受験生、とりわけ難関校を目指す人たちの熱い支持を受けている名著であるため選びました。ページを手繰るとすぐに分かる通り、TOEICのPart5に直接役立つ文法・語法問題に溢れています。300ページほどある多少分厚い問題集ですが、見開きの左側に問題、右側に解説があるので勉強がとてもしやすいです。別冊の解答には問題文の丁寧な和訳も添えられているので、1日に見開きを3なり4なりのルーティンとして毎日解いていくと我ながら、「こんなに文法力がなかったのか」と改めて思い知らされます。
 私自身、まだ4分の3ぐらいしか消化できていませんが、着実に実力が付いているのが実感できます。と言いますのも、過去のブログにも書きましたが、700点台前半で低迷していた頃は、Part5の30問を15分以内で解くことを目標としていました。

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 しかしながら、現在は10分で解けるようになりました。明らかに文法・語法問題に取り組んだおかげです。そして間違えた問題は、10回前後、音読して「体で覚えるように」努めました。

 

 速読に関しては、The New York Times(NYT)の記事を一つPCから印刷します。一つの記事だけでもA4用紙で8枚前後もあります。1ページ当たり300〜350wordsほどありますが、これを辞書を使わず、1ページを3分で速読する。8枚を読むのに24分以内で読み切る練習を週に2〜3回やるようにしました。私はスマホのタイマー機能を使ってます。
 それが終わったら、記事中に出てきた知らない単語や表現をPCまたはスマホの辞書機能を使って調べていきます。私はもっぱらiPhoneで記事中の単語を長押しして、「Look Up」をタップして調べています。
 ちなみに辞書は、一応、カシオの電子辞書と併用してスマホアプリでアルクが提供する英辞郎をサブスクしています(月額330円)。

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 ここで改めて注意していただきたいのは、あくまでも私はアメリカのニュース、とりわけアメリカ政治に興味があるので、NYTの記事を読んで、勉強していますが、当然TOEICの問題集に直接取り組んでも全然構わない点です。むしろその方が得点に結びつくことでしょう。このブログを読んでいただいている方々の興味のある英文教材に取り組むことが実力向上の近道だと信じています。

〜本日の元気の出る英語〜
The best way to predict the future is to creat it.
「未来を予言する最高の方法は、未来を創りだすことである」
ピーター・ドラッカー

To be continued.

A8.net

 

 




アメリカの新聞を読む上で気をつけたいこと

  さて、前回はYouTubeアメリカのテレビニュースを見てリスニングを鍛える私なりの工夫を綴りました。そこではアメリカの公共放送PBSのNews Hourを中心に視聴して勉強している旨を述べました。その際、予め放送の前にThe New York Times(NYT)の記事を一つないし二つ読んで、その日のアメリカのトップニュースが何であるかの知識を仕入れて視聴するようにしているとも記しました。
 ただ、ここまで書いておきながら、我ながら不親切なことを書いてしまったと思い至りました。といいますのも、私が購読しているThe New York Times(電子版)は、1851年の創業以来、数え切れないほどのスクープ記事を掲載し、時のアメリカ政府の政策決定に大きく影響を与えてきた高級紙です。日本の新聞・テレビ等でも「アメリカのニュー・ヨーク・タイムズ紙によれば・・・」と言った表現で、しばしばその報道内容が引用されます。
 ここで私がお伝えしたいのは、アメリカの新聞と日本の新聞の大きな違いです。それは、日本の新聞は義務教育を終えた人であれば、誰もが読めるような紙面作りを心掛けていることです。具体的にいうと、難しい漢字、表現はなるべく使わないようして、仮に使うのであればルビを振ったり、その意味を添える書き方をする点です。このことを知ったのは、大学生時代に某新聞社を第一志望として就職活動を行なっていた際、会社説明会の席でベテラン記者の方がそうした事情を話してくれた時でした。
 一方で、アメリカの新聞は全く異なります。The New York Timesや経済紙The WALL STREET JOURNALなどの高級紙と、一般大衆紙USA TODAYや地方紙などでは、それぞれ使われる英単語や表現が全く違うのです。なぜ違うのかというと、前者は会社や行政組織、団体などで、その組織の政策や方針などを決定する層、つまり経営陣であったり、高級官僚だったりするdecision-maker(意思決定者または政策決定者)と呼ばれる知的レベルの高い教養層が読む新聞とされ、記事の内容も時の政府や行政組織の政策や法律案、または株式市場に上場している大企業の動向を詳細に伝えるため、自然と内容がハイレベルとなるわけです。
 他方、後者は労働者を中心とする一般人を読者対象としているため、政治経済などの硬派な記事よりも、日本の新聞でいう社会面の記事(業界用語で軟派記事)、例えば、殺人事件やセレブのゴシップ、エンターテイメント、スポーツなどが多く掲載されています。そこで使われている英単語や言い回しは、高級紙に比べてかなり分かりやすく、日常会話に近い表現も多々見られます。
 以上の意味で、私はYouTubeアメリカのテレビニュースを見る際に、必ずしもThe New York Timesの記事を一つ二つ読んで臨んだ方がいいとはいえないなと思い至ったのです。
 もし、英語の新聞記事を読んでみたいとお思いの方がいらっしゃれば、まずは日本の新聞の英語版から始めてみてはいかがでしょう。朝日新聞の英語版または毎日新聞の英語版は国内の記事を英訳したものが少なくなく、しかも無料で読めます。

www.asahi.com

mainichi.jp

最初に日本語で読んで英語版を読んでみるというやり方は英語新聞の入門者には最適です。その際、日本語版は有料となりますが、朝日が月額1980円、毎日が月額980円で電子版を読めますので、これくらいの自己投資はしたいものです。
 日本の英語新聞に慣れてきたら、次はアメリカの新聞、特にUSA TODAYがお勧めです。本紙は、アメリカで初めての一般大衆向け全国紙で、創業してまだ約40年の新しい新聞ですが、平易な表現を使いながらも、なかなか読ませる記事が多数掲載され、「アメリカの今」を知るにはこれで十分といえるでしょう。
最初の3ヶ月は4.99ドル(約550円。4ヶ月目から9.99ドル)なので、試してみる価値はあります。私は大学生の時、宅配で購読していました。当時は半年一括契約で3万円くらいしました。随分と安くなったものです。

www.usatoday.com

 こうして段階を踏んで英語新聞を読む力をつけていき、最終的にTne New York TimesやThe Washinton Post、The WALL STREET JOURNALを読むことを目標に据えることは、英語学習をする上での大きなモチベーションになると思います。
 最後にPBS News Hourに戻りますと、そのHPをのぞくと当日放送されるニュースの元となる記事が掲載されています。NYTほど難しい英語ではありませんので、予め記事を読んでおくと、かなりリスニングが楽になります。ただ気をつけて頂きたいのは、スマホアプリで当番組の記事を読もうとすると、辞書機能を使用した際、スマホがフリーズしてしまう難点があることです。ですので、できればPCでご覧になることをお勧めします。

www.pbs.org
〜本日の元気の出る英語〜
If you think you can,or you think you can't, you're right!

「できると思えば可能だ、できないと思えば不可能なのだ」
ヘンリー・フォード

To be continued.

 

YouTubeでアメリカのテレビニュースを見てリスニングを鍛える

 さて、前回は映画を見て英語を学ぶ私なりのやり方を綴らせていただきました。今回は再び、私が一番興味のあるニュースで英語を勉強する私なりの工夫を記させていただきます。
 8月27日(金)に投稿した「コロナ禍の真っ只中で英語を学ぶモチベーションの保ち方」において、私は昨年のアメリカ大統領選挙後の混乱を見て、急速にアメリカ政治が面白くなってきたと述べました。

 

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そのため、私はアメリカ三大ネットワークの一つ、ABCのLive配信を見ることにし、扱われるトピックを予習するつもりでNew York Timesの電子版を購読して記事を読むようになりました。
 とはいえ、New York Timesの記事を一つ読むにしても、A4用紙で8ページ前後の分量があります。これを辞書を引きつつ読み切るには2時間ぐらいかかりました。それからABCのHPでライブ配信を見るのですが、NYTで予習したトピックについてはほとんど分かるようになりました。
 ただ、約1ヶ月ほどNYTとABC Liveの2つを中心に英語を勉強していたのですが、ABCは民放放送のため、頻繁にCMが入ります。これがどうにも我慢ならなくて、私は他に手段はないものかと考えました。「そういえば日本のNHKはCMが入らないな。アメリカでNHKに相当する公共放送ってなんだろう?」と素朴な疑問を抱き調べたところ、PBS(Public Broadcasting Service)がそれに当たることを知り及びました。

www.pbs.org


 早速、PBSのHPに目を通してみると、NHKの「ニュース7」(19:00〜)に相当する「PBS News Hour」のビデオポッドキャストが存在することに気付きました。これは米国東部夏時間で18:00(日本時間7:00)に放送されたものをCMを極力省いて編集されたものです(アメリカでは公共放送でもCMが入ることには驚きました)。
 この「PBS News Hour」がABCと決定的に違うのは、一つのトピックをしっかりと掘り下げて報道するところです。correspondentと称される記者たち、例えば、White house correspondent(ホワイトハウス担当記者)、National correspondent(国内問題担当記者)、Foreign affair correspondent(国際問題担当記者)などが、トピックに関連する専門家や政治家にインタビューし、多角的な視点を提供します。そのため、一つのニュースが比較的長く、場合によっては10分以上時間を割く点がABCやCBSNBCのLive配信とは一線を画しています。60分の番組で一つのニュースに10分も掛けているので、1日に5、6本のニュースしか扱われません。
 私はこの番組を、英語を勉強する上での中心的存在と位置付け、New York Timesと連係させて学習することを心がけるようになりました。といいますのも、例えば、ここ最近の話題をさらったのは、2001年9月11日に発生したアメリ同時多発テロから20年が経った今年の9月11日の記念日に向けて、アメリカ政府がどういう政策を取ってきたかということを、New York    Timesの記事を毎日読んでいたら、PBS News Hourで関連のニュースが放送された際、ほとんど理解できるようになってきたからです。
 とはいえ、理解できるニュースはNYTで予習したものに限られ、それ以外はかなり苦戦しながら見ています。大体、NYTで大きく扱われたトピックはPBS News Hourでもトップニュースになるので、最初の10分間は集中してリスニングすることになります。
 ところで、PBS News Hour
はHPでもビデオポッドキャストとして見られますが、YouTubeでも視聴可能です。YouTubeだと、ライブ配信を見ることができますので、朝、時間が取れる方はライブでご覧になるのもいいかもしれません。


www.youtube.com

 ただ、数時間後にYouTubeでもビデオポッドキャストとして編集されたものがアップされて、英語字幕に設定して視聴することができるので、アンカー(anchor)のJudy Woodruff(ジュディ・ウッドゥルフ)さんやその他のcorrespondentの方々が話している英語を確認したいと思われる方は、そちらを選択されることをお勧めします。
 ちなみに、アンカーのJudy Woodruffさんは、今年75歳を迎えられる大ベテランです。日本のテレビ業界のように新卒またはそれと変わらないほど経験もスキルもないアナウンサーをキャスターに据え置くということはジャーナリズム大国アメリカの放送業界ではありえないようです。
 私個人としては、太平洋時間(pacific time)に放送されるPBS News Hour west のアンカーを務め、national correspondentも兼ねるStephanie Sy(ステファニー・サイ)さんの大ファンです。知的でとても美しい方です。
 さて、今回はアメリカのテレビニュースを見てリスニングを鍛える私なりの工夫を綴りました。少しでも参考になれば幸いです。
To be continued.

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映画やドラマで英語力を楽しく養う方法

 

 

 

 前回は音楽で英語を学ぶ方法を私なりのやり方でご紹介しました。今回は、映画やドラマで楽しく英語力を養う方法を考えたいと思います。
 ズバリ言いますと、私はAmazonプライムで見て感動した映画、面白かった映画のDVDを「Amazon DVDコレクション」で購入して、英語を勉強しています。
 最近の例を挙げると、Anne Hatheway(アン・ハサウェイ)とアカデミー賞女優Meryl Streep(メリル・ストリープ)がダブル主演した人気映画『プラダを着た悪魔』を見て感銘し、Amazon DVDコレクションにて1000円と格安のDVDを購入しました。
 Amazonプライムでは(2021年9月現在)、洋画の字幕版において日本語字幕には設定できますが、英語字幕には設定できません。なので、映画を英語字幕付き、または字幕オフに設定して見るにはDVDまたはブルーレイディスクを購入するしかありません。
 しかしながら、この字幕設定機能は画期的です。かつてのVHSビデオの時代では考えられなかった機能だからです。DVDも、この映画が公開された2006年頃は数千円しました。それがたった1000円で買える時代になった訳ですから、英語の勉強もリーズナブルに可能となりました。
 勉強法は至って簡単です。私は映画をパソコンで見るようにしているので、DVDドライブにディスクを入れて、まずは字幕オフにして見ます。すでにAmazonプライムを見て内容を知っているので、どういう展開になるかは分かっています。
 問題は、登場する役者たち、とりわけ主人公がどういう英語を使っているかを、120%の注意力を持って聞き取る努力をします。ここで留意したいのは、大抵の映画は上映時間が120分前後あります。120分間、字幕なしで果たして最後まで見通せるかどうかです。私は、しばしば人間の集中力は長続きしないと申してきました。なので、最初から120分間通しで見るのではなく、30分見たら5分間のコーヒーブレイクをすることを心がけています。
 話が少しずれますが、この集中力については、プロの通訳士の方達も仕事をする上で大切な要素であることを指摘した文章を目にしたことがあります。確か、同時通訳士の鳥飼玖美子(とりかいくみこ)氏か放送通訳士の柴原智幸氏だったと記憶してます。
 例えば、アメリカで大統領が新しく選出されて就任演説を行うとき、その様子が生中継される際、必ず日本語の同時通訳がなされます。そういう場合、通訳士の方は大体15分から20分ぐらいで交代しています。これは、その15分から20分というのが集中力の続く限界だからだそうです。それ以上続けると、誤訳する可能性があると私が読んだ文章には記されていました。
 プロの通訳士ですらこうなのですから、DVDで字幕オフにして見る場合は、ご自身の集中力の続く時間を気に留めながら、休み休み見ることをお勧めします。そして見終わったら、次の日にでも、今度は英語字幕にして見てみます。すると、「あ、この場面ではアン・ハサウェイはこんな英語を話していたんだ」「メリル・ストリープがボソボソっと呟いた言葉はこれか!」などと発見することがたくさんあります。
 そして、気になった表現、聞き取れずにもやもや感があった英語のセリフを、DVDを中断させつつメモしていきます。この作業は結構大変ですが、全部をメモしようと思わず、気になった場面、表現だけに絞ってやってみるだけでも映画を2倍、3倍にも楽しめるものです。
 最後に映画で英語を勉強する上で気を付けたいことがあります。それは、映画の英語には多数のスラング(俗語=特定の社会や階層、または仲間だけに通じる言葉)が使われています。中には、そのまま知り合いのネイティブに使ったら、激怒させてしまう可能性のあるスラングさえあります。いわゆるfour letter wordなどです。四文字で構成されるある特定の単語などを映画で使っていたからと知らずに使ってしまうととても危険です。この点については、weblio英会話コラムに参考となる文章がありましたのでURLを貼り付けておきます。ご参考までに。

eikaiwa.weblio.jp

 映画で英語を学ぶことには気をつけるべきだということを早くから主張されていたのが、経済学者で「超」シリーズの著作で有名な野口悠紀雄氏です。野口先生には、私が20数年前に所属していた『月刊T』の編集者の頃、一度お会いしてお話を伺ったことがあります。当時から映画英語による学習法に疑問を呈しておられた先生ですが、近著『「超」英語独学法』(NHK出版新書)では、新しい考え方を開陳されています。是非、お手に取ってインターネット時代の英語学習法について勉強されてはいかがでしょう。

 

 


 さて、今回は映画で英語を学ぶ私なりのやり方を綴らせていただきました。ドラマに関しては、また別の機会にでも述べさせていただきます。最後に、「いやぁ、映画って本当にいいもんですねぇ〜」「さいなら、さいなら、さいなら」。
To be continued.