英語脳になる方法~英語にちむどんどん

TOEICテスト対策

 先日のTOEICは発熱で棄権しましたが、幸い、その日のうちに熱は下がり何事もありませんでした。恐らく寝冷えでもしたんでしょう。ご心配をおかけいたしました。
 さて、タイトルの「ちむどんどん」とは、4月11日(月)から始まったNHK朝の連続テレビ小説からいただきました。沖縄の言葉で「胸がワクワクする」という意味だそうです。なので、タイトルの意味は「英語に胸がワクワクする」となります。
 なぜ英語に胸がワクワクするのか?それは、英語をシャドーイングしたり、音読して英語を口にすると、聞き取りが非常に楽になることに確信が持てるようになったからです。
 私は現在、リクルート社のスタディサプリ「TOEIC対策コース」を受講しています。毎日やれているかというと、そうでもなく、週に3〜4回ぐらい、一回につき1〜2時間勉強するのが通常のペースです。
 ただ、TOEICの直前1週間は必ず2時間はやるようにしています。このアプリを使用していらっしゃる方はご存知のように、アプリを立ち上げてレッスンを始めると、終わるまでの時間を自動的に測ってくれる便利な機能がついています。そして、その週の合計学習時間まで表示してくれるので、「あなたは今週、これだけ勉強しました。頑張りましたね」とほめられているみたいで、やる気が湧きます。
 逆に勉強時間が少ないと「もう少し頑張ってみようか」と考え、もう1レッスン勉強したくなるので不思議です。
 話を本題に戻しましょう。このスタディサプリでTOEIC形式の問題を解いた後、単語やイディオムのチェック、本文の確認、関正生(せきまさお)先生の動画講義を聞いたら、listeningの問題の場合だとシャドーイングをします。readingの問題であれば、スピード音読をやります。要するに、両方とも声を出して英語を発音するのです。
 この英語を発音することで何が起きるのか?それは、英語を英語で理解することに繋がる気がするのです。といいますのも、私は毎日、日本のNHKに相当するアメリカの公共放送PBSの看板番組「PBS News Hour」を晩酌しながら見ています。一年半前に視聴を開始した頃は、全く理解できませんでした。
 しかし、我慢して毎日見る。それもお酒を楽しみながら、リラックスしている時に見るので、そう苦痛ではありませんでした。「とにかく3ヶ月続けてみよう」という軽い気持ちで始めたのですが、ちょうどその頃、アメリカでは2020年11月の大統領選挙でジョー・バイデンが現職のドナルド・トランプを破り、トランプが「選挙が盗まれた(The election was stolen.)」といって、負けを認めませんでした。
 しかも、2021年1月6日には、バイデンの勝利を正式に認証する議会での手続きを行なっている最中に、全米から集まったトランプ支持者が議会を襲撃するという前代未聞の大事件が発生しました。記者たちによる迫真のレポートは見ていてドキドキしました。文字通りちむどんどんです。

www.youtube.com そういうわけで、とりあえず3ヶ月のつもりで見始めたPBS News Hourでは、毎日、この議会襲撃の事件を重点的に取り上げるようになったこと、さらに、新型コロナウイルス関連のニュースも毎日報道されたこともあり、この2つのトピックについては、同じ単語や表現が頻繁に使用されていることに気づきました。なので、次第にこの2つの話題に限っては、3ヶ月を過ぎたあたりでかなり理解できるようになりました。
 そこで、なぜスタデアプリかというと、このアプリで問題を解いた後、シャドーイングまたはスピード音読をした日は、必ずPBS News Hourのニュースがよく聞き取れるのです。もちろん、全部のニュースを聞き取ることは今の私にはまだまだ無理です。しかし、不思議なほど、アンカー(anchor=日本のキャスターに相当)のJuddy Woodruff(ジュディ・ウドゥルフ)さんやcorrespondentといわれる記者たちの英語がスラスラと頭に入ってくる。なので、何がテーマかが分かるわけです。 
 ただ、取り上げられたトピックについて細かいことまでは理解がついていかないのが、現在の私の英語力の実情です。
 それでも、約60分の放送中、3分の1ぐらいは何が話題になり、何が問題であるか、それについてどういう対策がとられたかを人に説明できるくらいにはなってきました。
 私の感覚では、アプリで英語をシャドーイングまたはスピード音読すると、頭の中が英語脳になる。耳も英語耳になる。そう確信できるようになりました。実際、英語を全然口に出さなかった日は、ニュースの聞き取りがガクンと悪くなるのです。
 私は小中学生の頃、野球少年でした。その頃、監督やコーチにいわれたのは、「1日トレーニングを休むと、取り戻すのに3日かかる」というものでした。つまり、監督たちは、「1日休むと筋肉が緩み、野球の勘が衰えるということ」をいいたかったのでしょう。
 英語をシャドーイングしたり、音読して声に出す作業が、なぜ英語脳を作り、英語耳を作るのかの科学的な理由は、私には分かりません。ただ、声に出すことの重要性については、英語の大家と言われる人たちが共通して指摘していることです。
 アポロ11号の月面着陸(1969年)のテレビ中継における同時通訳を行った一人で「同時通訳の神様」と評された故國弘正男(くにひろまさお)氏は、その著書『國弘流英語の話しかた』の中で、「只管朗読(ひたすらろうどく)」の大切さを記しています。つまり、ひたすら英語を音読すること。戦前の日本に生まれ育った國弘氏が到達した極意、つまり英語ができる秘訣は、実はとても素朴で簡単なことだったのです。
 さて、今日もこれからPBS News HourをYouTubeで見ます。どんなニュースが報道されるのか、今からちむどんどんしています。
〜〜本日の元気の出る英語〜〜
  We aim above the mark to hit the mark.
                                                           Ralph Waldo Emerson
     成功したいなら、普通以上のことをやれ
         ラルフ・ウォルド・エマーソン
         (思想家・詩人・哲学者・作家)