さて、前回は「アメリカの新聞を読む上で気をつけたいこと」と題し、アメリカの新聞の特徴と読む上で心がけるべき点を綴りました。
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なぜアメリカの新聞、とりわけ私はThe New York Timesを読むかについては、リスニングの教材として視聴している「PBS News Hour」のニュースを聞き取るための予習のためだとも過去に記してきました。
今回は、久しぶりにTOEICとの格闘ぶりをここ半年を振り返って綴らせていただきます。
今年の受験結果は、3月(795点)、4月(830点)、5月(815点)、6月(770点)、7月(780点)、8月(775点)という形で800点を割り込むことが多い”スランプ”に陥っていました。
ところが、本日ネット上で発表された9月12日(日)開催の試験結果では850点という新記録を達成しました。リスニング430、リーディング420、計850点。
ようやく830点以上取れてホッとしました。20点しか伸びていませんが、直近8月の775点より75点も上がったわけですから、正直とても嬉しいです。
そこで、私はなぜ700点台後半から850点まで伸びたかを自己分析いたしました。それは、文法のおさらいと速読、音読が効いたのではないのかと思い至ったのです。
まずは文法ですが、TOEICではリーディングのPart5で文法・語法問題が出題されます。これを取りこぼしなく全問正解、それも短時間で解けるようになろうと考えました。
そこで文法・語法問題を扱った問題集、『即戦ゼミ3 大学入試 英語頻出問題総演習-最新六訂版-』(上垣暁雄編著・桐原書店)を6月のTOEICを受験した帰りに書店で購入し、翌日から1時間ないし2時間かけて解いていきました。
この問題集は、以前、同じ著者で同じ出版社から出されている『即戦ゼミ8 大学入試 基礎英語頻出問題総演習-最新四訂版』(上垣暁雄著)を文法の基礎固めに使用した経緯もあり、かつ1985年の初版以来、いまだに大学受験生、とりわけ難関校を目指す人たちの熱い支持を受けている名著であるため選びました。ページを手繰るとすぐに分かる通り、TOEICのPart5に直接役立つ文法・語法問題に溢れています。300ページほどある多少分厚い問題集ですが、見開きの左側に問題、右側に解説があるので勉強がとてもしやすいです。別冊の解答には問題文の丁寧な和訳も添えられているので、1日に見開きを3なり4なりのルーティンとして毎日解いていくと我ながら、「こんなに文法力がなかったのか」と改めて思い知らされます。
私自身、まだ4分の3ぐらいしか消化できていませんが、着実に実力が付いているのが実感できます。と言いますのも、過去のブログにも書きましたが、700点台前半で低迷していた頃は、Part5の30問を15分以内で解くことを目標としていました。
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しかしながら、現在は10分で解けるようになりました。明らかに文法・語法問題に取り組んだおかげです。そして間違えた問題は、10回前後、音読して「体で覚えるように」努めました。
速読に関しては、The New York Times(NYT)の記事を一つPCから印刷します。一つの記事だけでもA4用紙で8枚前後もあります。1ページ当たり300〜350wordsほどありますが、これを辞書を使わず、1ページを3分で速読する。8枚を読むのに24分以内で読み切る練習を週に2〜3回やるようにしました。私はスマホのタイマー機能を使ってます。
それが終わったら、記事中に出てきた知らない単語や表現をPCまたはスマホの辞書機能を使って調べていきます。私はもっぱらiPhoneで記事中の単語を長押しして、「Look Up」をタップして調べています。
ちなみに辞書は、一応、カシオの電子辞書と併用してスマホアプリでアルクが提供する英辞郎をサブスクしています(月額330円)。
ここで改めて注意していただきたいのは、あくまでも私はアメリカのニュース、とりわけアメリカ政治に興味があるので、NYTの記事を読んで、勉強していますが、当然TOEICの問題集に直接取り組んでも全然構わない点です。むしろその方が得点に結びつくことでしょう。このブログを読んでいただいている方々の興味のある英文教材に取り組むことが実力向上の近道だと信じています。
〜本日の元気の出る英語〜
The best way to predict the future is to creat it.
「未来を予言する最高の方法は、未来を創りだすことである」
ーピーター・ドラッカー
To be continued.
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