さて、TOEIC(6/26)午前のスコアがつい先ほど公開されました。結果は以下の通りです。
試験当日にアップしたブログに私は、リーディングで75問目までしか解けなかったので、リーディングのスコアは300点ぐらいしか取れず、トータルで700点を下回るだろうと書きました。
ところが意外な結果になりました。5月の750点よりプラス35点アップしました。不思議です。リーディングで解いた75問の正答率が高かったのでしょう。リーディングはパート7のシングルパッセージ(1つの文章を読む問題)を最後まで解きましたが、そこで時間切れ。ダブルパッセージ(2つの文章を読む問題)まで行けませんでした。
予想より良かったものの、今回も800点割れです。1月に記録した最高点855には遠く及びませんでした。このブログを読んでくださっている皆さんもご存知のように、私は伸び悩んでいます。スランプです。
どうしたらスコアが伸びるんだろう?勉強のやり方が間違っているのだろうか?それとも勉強時間が足りないのか。
恐らく両方なのでしょう。先月の試験の手応えが悪かったので、気合を入れ直して勉強に励むつもりでしたが、別のある試験に不合格となったことがショックで、この2週間、力を落とし全く英語を勉強しませんでした。
なぜこうも人生は思い通りにならないのか、と思い悩んでいました。
そうはいっても今月と来月のTOEICは受験が決まっています。今月の試験まで十日あまり。勉強時間をしっかり確保して、望む所存です。
ただ勉強法を少し変える時期のようだと考え始めました。リクルート社のスタディサプリ「TOEIC対策コース」で勉強している現在、少々、「飽きてきた」というのが本音です。アプリ自体はよく作り込んであるいい教材だと思います。
ただ、毎日毎日TOEICの問題ばかり解いていると「なんで俺は英語を勉強しているんだろう?」という素朴な疑問が生じてきたのです。つまり、英語の勉強が面白くなくなってきた。だから、1日にかける英語の勉強時間が1時間、長くて2時間。これ以上は疲れて集中力が途切れてしまう。
ここ1年間、なぜ大好きな英語の勉強がこんなに苦しくなったのだろうか?という疑問が大きく膨らんだのです。すると、つい先日(7/10)、西日本新聞に『サラダ記念日』などの歌集で有名な歌人の俵万智(たわらまち)さんがこういう文章を寄稿していました。以下引用です。
「(俵さんの)大学生の息子が小学生の時『集中は疲れるけど、夢中は疲れない』と言いました。好きなことへの努力は苦にならず、足し算ではなく、掛け算になっていきます。」
私はハッとしました。英語の勉強が苦しく、集中力が続かない理由は、英語の勉強が楽しくないからだ。夢中になれるほど楽しく勉強していないからだ。掛け算じゃなくて、足し算ばっかりやっているから、なかなか進歩が見られないのではないか。TOEICの点数ばかりに気が行ってしまい、英語は言語であり、コミュニケーションの道具であることを忘れてしまっていたのです。
そこで私にとって楽しい英語とはなんだろうと考え直しました。すると答えはすぐに出ました。それについては次回、綴りたいと思います。
追記:『サラダ記念日』のタイトルの元となる有名な短歌「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」の、「この味がいいね」と恋人が言ったとされる料理は、本当はサラダではなく、鳥の唐揚げだったそうです。カレー味にした小さな工夫をほめられたのが出発点で、主菜よりも副菜の方が感じが伝わるから、サラダに変えたそうです。