うつ病、リストラ、障害を乗り越えて英語を勉強するー上ー

 

最強のふたり (字幕版)

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 さて、今回はこのブログのタイトル「50歳からの英語学習奮闘記」の趣旨を少し脱線して、40代、50代のサラリーマンが直面するであろう現実について考察したいと思います。

TOEICテスト対策  

 私がなぜ50歳を過ぎて勉強するかは何度もこのブログで記してきました。母校の大学院に進学するためです。母校の大学院入試には英語力の証明書(TOEICTOEFL、IELTSのいずれか)を提出する必要がある。
 そのためにも英語を勉強する。つまり目標が定まっているわけです。とはいっても、志は高く持っているつもりでも、毎日勉強しているわけではありません。
 私は、随分前にも書きましたが、「双極性(そうきょくせい)障害」という精神疾患を負っています。元気になりすぎる「躁(そう)」状態と、元気がなくなる「うつ」状態の双(ふた)つの極(きょく)を併せ持つ、文字通り双極性障害です。
 私の場合、油断すると元気になりすぎるので、一日3回の服薬と十分な睡眠が不可欠です。夏と冬は比較的安定しているのですが、春と秋の季節の変わり目は少し注意が必要です。この時期は、少し気分がふさぎ込んでしまい、過眠(=かみん。眠りすぎること)に悩まされます。
 また、時々、どうしようもなくやれきれない孤独感と焦燥感から、大量のお酒を飲んでウサを晴らそうとする事があります。
 7年前に猛烈な胃痛に襲われ倒れて以来、精神科病院閉鎖病棟に391日間の強制入院を送らされたのも、大量のアルコール摂取が原因でした。それまでうつ病として処方されていた薬が双極性障害のものに変更されたのも、アルコール依存症治療薬が処方されたのも、その入院がきっかけでした。
 そもそもなぜこのような障害を負うようになったか。それは18年前、当時37歳だった私は東京港区の出版社で雑誌や書籍を作る編集者として働いていました。ある雑誌の創刊に参加するために入社し、その雑誌が休刊になったことから、H氏が編集長を務める書籍編集部に移りました。H氏は社内でも”仕事ができない無能な”人として評判でした。私は一抹の不安を抱きながらもH氏の下で働くことになりました。
 不安は的中しました。私は、その出版社の前には総合雑誌を発行する出版社で編集者をしていた経験もあって、政治経済から社会文化、メディア、医療など多岐にわたる企画書を編集会議で提出していました。しかしながら、そのH氏にはその企画の意図が理解できなかった。「なぜうちの会社から女性のメイク本を出す必要があるのか?」などといってくる。私は、各企画には、そのジャンルのニーズの高さと、競合他社が出している書籍の客観的販売数をデータとして添付していました。
 「売れる要素が十分あるから提出しているんです」と説明しても理解してもらえない。これは私だけではありませんでした。編集部員六人全てが同様のことを言われ、企画が通らない。というか、通させないわけです。仮に通して売れなかったら、自分の責任になるからです。
 このH氏は、具体的に地名こそ出しませんが、非常に保守的な土地柄の出身者で、その地方の出身者で革新的な発想をする人とは出会ったことがありませんでした。明治維新が西日本の出身者によって起こされた理由が、その人を見ているとよく分かりました。つまり「新しいことが理解できないし、やろうとしない。いやできない」人でした。
 そのうち私は努力しても報われないことに心が折れてしまい、抑うつ状態となり、メンタルクリニックのお世話になりました。そして、六人の編集部員とみんなで食事に行った際、「実はメンタルクリニックに通い始めた」と告白すると、「俺もそうだよ」と言い出す人たちが半数以上いました。心が折れていたのは私だけではなかったのです。
 その後、うつ状態がひどくなったので、5ヶ月の休職をしました。大分、回復したので復職する際、別の部署に変わりたいと願い出ました。というのも、病気の原因であるH氏の下では再発すると考えたからです。しかし、それは叶いませんでした。案の定、3ヶ月後、抑うつ状態が再発し、休みがちになったところ、突然解雇されました。
 裁判を起こして闘うこともできたのですが、それをやり通すだけの気力が私にはありませんでした。「ベストセラーを世に出す編集者になって見せる」という夢ははかなく破れ、泣く泣く九州の実家に帰りました。
To be continued.

〜本日の元気の出る英語〜
 The world breaks everyone, and afterword, some are strong at the broken places.
 誰をも苦しめるようなことが世界には起きる。しかし、その後、その苦しみの場所からもっと強くなれる人たちもいるのだ。
                        Ernest Hemingway
 アーネスト・ヘミングウェイ(詩人・作家)
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